Scratchのスマートフォン版ともいえる「OctoStudio」が、2023年10月24日にリリースされます。開発したのはScratchと同じMITメディアラボ ライフロングキンダーガーテングループです。
これに先立って、すでにApp Store、Google Playからアプリのインストールが可能になっているようです。すでにアプリの日本語化も完了しています(Webサイトはまだ)。
このトピックでは、このOctoStudioについて、使ってみた感想や、使い方のテクニック、質問などについて話し合いたいと思います。

使ってみた感想

【操作感】
まだ使い慣れてないのでわからないところではあるが、した画面に横一列に表示されているため、パッと見たときにどこにどのブロックがあるか分かりづらい。戻る、進む機能があるのもよい。（Scratchにあったっけ）

もし <> なら

end

のブロックの左下にプラスマークがついていて、押すと「でなければ」さらに押すと「そうでなければもし」と、次々と表示される。
驚いた。覚える必要あり。

【機能面】
スマホには様々な機能がついていて、疑似的にMicrobitを使っている印象。僕はMicrobitは体験会でしか使ったことがないので、はしゃいでいる。
振動に反応したり、スマホが実際に振動したりと、実用的に使ってみるのも面白そう。
ほぼすべてのブロックにアイコンがついていて、動作が直感的に表現されている印象。
Scratchですら堅苦しく感じる人は楽しんでブロックを使えそう。

だが、その反面リストに表示されている状態だとブロックの機能が細かく伝わっては来ない印象。
Scratchとは少し違う部分があるので、手探りでやっていくのが良い。
スマホならではのプロジェクトが作れそうで面白かった

あと、「ジャンプする」とか、「傾けて動かす」とか、
Scratchでは頑張っていろいろ組み立てなければいけない部分がまとまってて、
「スマホゲーム」作りたい！って　人に向いていると思う。

Scratchのプロジェクトや作ったコードは持っていけないのですか？

いまのところ無理そうです。名前が違うことからもわかるように別のアプリです。

うーん、流行らなさそう。。
Play Storeにアップしやすいとか、広告収入や課金しやすいとかでもないと。。

共有機能が無いという事は、CCライセンスは気にしなくてもいい、という事ですよね。

abee wrote:

いまのところ無理そうです。名前が違うことからもわかるように別のアプリです。

今後Scratchのように共有機能が追加されることはあるのでしょうかね。
新たにブロックが追加され、バージョンが上がることがあれば、もっと良いアプリになりそうです。

さきほど正式公開されました。サイトも日本語化されています。

磁石がくっついたときってなんですか？

多くのスマートフォンには磁気センサーが内蔵されています。このブロックはスマートフォンに磁石を近づけた(接触させた)ときに反応します。

何となく、ニンテンドーラボと同じような遊びかたが出来そうな感じがします。
ただ、スクラッチより子供向けになってしまいそうですね。

#10
スマートフォンに磁石を近づけても壊れないんですかね？それが怖くてまだ試せてません…

一部のスマートフォンのケースには磁石が使われています。スピーカーにも磁石が使われていますし、最近のiPhoneではアクセサリーを取り付けるためのMagSafeに磁石が使われています。それ以外にも、私たちの身の回りには磁力を持っているものがたくさんあり、日常的に使っています。
これらのことから、よほどのことがない限り影響は少ないと考えられます(もちろん、磁石を近づけたときには方位磁石は正確な方角を指しません)。気になるようなら、水道工事の広告のマグネットシートなどの弱いものを使ってみるとよいと思います。

スマホなら磁石つけても大丈夫かも…

OctoStudioは、スクラッチと同じ紫色がテーマになっているので使いやすそうです。それに、スクラッチよりだいぶシンプルになっていてスクラッチを超えるかも⁉︎